浮気調査を行う探偵調査員が、持っておきたい免許や資格とは?
今回は、探偵になって浮気調査をするためには、どういった免許や資格をもっていたほうがいいか、を解説していきます。
探偵に憧れているけど、どういった準備をしたらいいんだろう、とお考えの方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。
浮気調査に役立つ免許とは?
まずは、浮気調査に役立つ免許についてみていきましょう。
普通自動車第一種免許
普通自動車第一種免許はとっておく方がいいでしょう。
なぜなら、浮気調査をする際は、尾行や張り込みなどを行うことが非常に多いからです。
とくに尾行については、徒歩のみで尾行を行うとは限らず、むしろ車を使う場面は多いでしょう。
車で移動する対象者を尾行する際は探偵も車を利用します。そのため、浮気調査員になりたいのなら普通自動車第一種免許をとっておくべきなのです。
普通自動二輪車免許(小型)
普通自動車第一種免許に加えて、普通自動二輪車免許も持っておくと安心です。
尾行などをするさいに、小型の方が小回りがきいて便利だ、という局面もあります。
普通自動二輪車免許
普通自動二輪車免許も持っているにこしたことはありません。
車で通れない場所を追跡する時に使えます。
大型自動二輪車免許
大型自動二輪車免許も使えますが、マストではありません。
資格以外で持っているといい知識・技能・素養とは?
次に、資格以外にあるといい知識や技能、素養についてもみていきましょう。
カメラやビデオカメラに関する知識や撮影スキル
浮気調査で得られる浮気の証拠としては、写真や動画がとても有効なものです。
ですから、カメラの知識や撮影スキルが高いと重宝されます。
探偵事務所で使うカメラは通常のカメラとは違い、暗視カメラといって暗いところでも顔をはっきり写すことができるカメラを使っています。
そういった特殊なカメラについても使いこなすことができるとよりよいでしょう。また、ビデオカメラでの撮影技術もあるとなお良いです。
体力、忍耐力、集中力
探偵の仕事は体力勝負です。
浮気は、夜から朝にかけて行われることも多いですから、深夜の勤務や早朝出勤になることが多く、規則正しい生活をおくるのは難しくなります。
9時5時で帰りたいとか、徹夜する体力がない、と言っているような人は、探偵には向きません。
また、探偵は一見華やかな仕事に思えるかもしれませんが、実はとても地味で地道な仕事です。
車から動けずに、10時間以上も張り込みをしないといけない、というシーンもあります。
車の中で排泄しなければならないことも、食事をしなければならないこともあります。そういった意味で、集中力とストレス耐性は絶対に必要です。
そういった過酷な勤務に耐えられる自信がある、という人は探偵の素養があるといえるでしょう。
PCの知識(タイピング・ファイル操作・動画編集など)
探偵はパソコンも使います。
探偵は浮気調査を行なった後、調査報告書というものを依頼者に提出します。
そういった書面はパソコンで作成しますから、最低限のパソコンスキルは身につけておくべきでしょう。
また、動画を依頼者に送付するときもあります。動画を切り取って、一部だけを送付する、なども行いますから基礎的な動画編集技術はあった方がいいでしょう。
慰謝料、親権、養育費、財産分与など、離婚に関する法律の基礎知識
探偵は慰謝料、親権、養育費、財産分与など、離婚に関する法律の基礎知識を身につけておく必要があります。
依頼者から問われた際、答えることができなければ、なんだ、この探偵素人だな、頼れないから別の探偵に頼もう、と思われてしまいます。
探偵は接客業でもありますから、依頼者の信頼を勝ち取れるように、依頼者以上の知識を身につけておくことが必要なのです。
まとめ
浮気調査の探偵調査員になるために持っておきたい免許やスキルについてご紹介しました。
浮気調査は、探偵が行う調査の中でも最もポピュラーな調査でありながら、最もハードな調査とも言えます。尾行や張り込みは基本中の基本ですから、体力面や精神面は鍛えておいた方がいいですね。
その他の技術や知識に関しては就職後に身に着けていくことも可能ですが、予めある程度習得しておくと早いうちから現役の調査員として活躍できるでしょう。
浮気調査の探偵調査員になりたいと思っている方は、是非今から、少しずつでも勉強してみることをおすすめします。